2013年6月17日 4:47:47

占星術初級4 アスペクト

惑星のアスペクトについて説明しています。アスペクトは動的です。なのでじっとしていると出てきませんが、行動するとあらわれます。
これに必要な資料はS-mkcd4


第一 アスペクトの概念

アスペクトは惑星と惑星の角度です。占星術は、サイン、ハウス、惑星、アスペクトという四つが、基本的な学習項目です。アスペクトは動く天体の関係ですから、それは動的な性質をあらわしています。惑星にはそれぞれ決まった役割があり、それはサイン、ハウスを移動しても、機械的な運動に過ぎません。が、速度の違う惑星との関係は、そこに変則的なサイクルを作り出し、体験のいろんな動きを作り出すのです。まずここではアスペクトの概念について説明しています。

773円


第二 月のアスペクト 金星との関係まで

月の資質は子供のころに形成され、それは無意識の自動的な運動として働きます。本人はほとんど意識していないのに、他人から見るとそれははっきりしています。そして月のアスペクトは、その人の基礎的な感情パターンのようなものを作り出しています。それは幼少期に刻まれたスタイルです。たとえどんなに異常なものでも、それはその人の基礎的なパターンを作り出すので、そこに戻ると、その人は安心感を感じ、いつもの自分を思い出します。ここでは金星との関係までを説明しています。

733円


第三 月のアスペクト 月と太陽、月と火星

月、太陽、土星は、軸になるような天体で、それは人生の「立ち位置」をあらわします。この中で月と太陽の関係は眠りと目覚め、あるいは出発点と発展の方向という関係で、非常に重要で、月と太陽の関係だけで、多くの占い手法が生まれています。イェイツはこの位相を28層にわけています。占星術では、月と太陽のアスペクトは比較的単純なものでしか扱われていません。また月と火星は、感情の主観的な反応などを作り出します。月は無意識なので、火星との関係ができると、考える前に反応するような敏捷さと、ある意味荒っぽさを作り出します。

640円


第四 月のアスペクト 月と木星 月と土星

木星は拡大天体なので、月の気分、努力しない自然体の地の部分の感情を大きく拡大してゆきます。楽しい、気楽な、ラフな感じの人になりやすく、苦痛なことを嫌うとか、怠け者になることも。土星は抑制天体なので、月の感情表現が地味になり、またまじめな生活スタイルを繰り返すとか、あるいは憂鬱な状態が継続するとか、いろいろです。木星は大きく、土星は小さく。月はその人のオーラとか「分」をあらわすので、木星と土星のコントラストがいかに違うかを、ここで考えてみます。

680円


第五 月のアスペクト 月とトランスサタニアン

土星の外の惑星、トランスサタニアンは、公転周期がもっとも短いものでも、天王星の84年です。これは人間をトータルに考えることのできる視点を持つ周期で、つまりは社会的な立場とか場、時代性などのローカルな性質に縛られない、素直な「人」を考えられるのです。この観点から月という個人生活、生命としての活動を、月・天王星の人は、より自由に生きることができるのです。海王星は非物質的、冥王星は境界線の外にあるものを持ち込む。それぞれ、その人の自然体の「分」の中にそうした要素が組み込まれるので、自分に戻りたいと感じたときには、そうした非日常的なものを組み込んだ生き方に戻ります。たとえば月海王星の人は、非物質的な存在を見る生活は、当たり前の自然なことです。人によって正常さというのは基準が違う。日ごろなかなか意識にあがってこない、その人の当然それが当たり前というスタイルは、月のアスペクトで考えてみると良いのでは。さびしいアスペクトの人は、さびしい状況の中でリラックスして眠ることができるのです。

866円


第六 水星のアスペクト 火星まで

水星は8歳以後15歳くらいまでに発育して、知性、学習能力、仕事能力、言語能力などに関係します。ここでは水星と金星、太陽、火星までを説明しています。8歳から15歳くらいまでの間の経験の種類に、このアスペクトは関係していると思います。つまりそういう年齢のときに、このアスペクトが活性化しているということです。そして逆に、たとえば、水星と火星がアスペクトがあると、火星の年齢のときに、水星を思い出し、水星のときの体験が回帰してきます。水星は知性の天体ですから、できるかぎりたくさんのアスペクトがあるほうがいいです。そのほうが知的に多彩です。しかし、それよりももっと強力なのは、水星のアスペクトがないパターンです。

タイトルはアスペクトその5
aspect6.mp3 53分 706円


第七 水星のアスペクト2 木星から冥王星まで

水星をスピーカー、そしてピックアップとすると、木星から冥王星までという大柄な情報が水星に入ってきます。より速度の遅い天体は、早い天体を運び屋に使います。なので、速度の遅い天体は、水星を通じて、自分を具体的な表現に降ろそうとします。水星のあらわす言葉の内容の中に、木星や土星、冥王星などの意図が含まれているということです。学者的、研究者的、専門家的な人は水星と土星のアスペクトの人が多く、これは細く狭い知性ですが、長く継続できます。土星は乾いた固い殻であり、冬至のサインであるやぎ座の支配星ですから、堅く鈍いのですが、耐久度が高くなります。柔軟な想像力を使った職業の人は、水星と海王星のセットもいいでしょう。

タイトルはアスペクトその6   aspect7.mp3 62分 826円



第八 金星のアスペクト1 火星まで

金星は感性とか美意識、華のあるものなどをあらわします。男性の場合には、金星は女性に投影されることもありますが、それ以外に、持ち物、作品、趣味などで表現されます。もともとおうし座の支配星としては物欲に関係し、お金にも。またてんびん座の支配星としては、社交、恋愛、結婚などにも関連します。おうし座が天然の美だとすると、てんびん座は加工された美です。

aspect8.mp3 51分 680円 タイトルはアスペクトその7です



第9 金星のアスペクト2 木星から冥王星まで

速度の遅い天体が、金星とアスペクトを作ると、金星を運び屋にしますから、美意識、恋愛などで、その惑星の意図があらわれます。たとえば、金星と冥王星ならば、冥王星の示す太陽系の外との境界線の働きが、金星を通じて表現されることになり、愛着のある人が死に、それが死のかなたの扉になるケースもあります。金星を通じて極限体験、ないし極限の向こう側まで行ってしまった体験をするのです。木星は派手な拡大なので、金星がいつも大げさに拡大されます。堂々としていると考えてもいいでしよう。

aspect9.mp3  67分 893円 タイトルはアスペクトその8




第10 太陽のアスペクト1 土星まで

太陽は星占いではもっとも重視されています。しかし実際の太陽と、この占星術上での太陽は雲泥の差があり、働きが違います。占星術の太陽は、一年で一回転する地球の影響のサイズに縮小されたもので、やはりこれは個人のエゴに関係します。個人の人生の地球上においての発展性をあらわし、それはすでに取得しているものではなく、取得したいという方向性を示しています。太陽のアスペクトはその人の発展性の特質をあらわしており、月のアスペクトと同じくらいに重視するものでしょう。


aspect10.mp3 67分 893円


第11 太陽のアスペクト2 トランスサタニアンと

太陽のアスペクトは人生づくりに大きな影響があります。トランスサタニアンは、天王星、海王星、冥王星ですが、もっとも速度の速い天王星でも84年の公転周期で、これは人の人生の範囲をこえたものか、あるいは人生全体に相応するものです。なので、この三天体は、個人をこえた大きな範囲の意識を持ち込みます。それが人生づくりの太陽にかかわると、人生作りには、地上でしか通用しないような狭い範囲のものに没入することよりも、もっと普遍的な目的を追求したいと思うようになります。地上のさまざまな活動分野は、狭い、わたしがいう蛸壺みたいなものとイメージすると良いのですが、この小さな範囲の中に入りきれない目的を追求します。

aspect11.mp3  63m 840yen タイトルは紛らわしいですが、アスペクトその10



第12 火星のアスペクト

火星はその人の活力を燃やす勢いの良い天体です。逆行が多すぎて、それは動作の不安定さをあらわすとみなされ、古い時代には不吉な天体でした。しかしそれは人によりけりで、火星になれている人には不吉な意味はなく、なれていない人はやりすぎたり、乱れたりしますから、あまり良くない効果が出ることもあります。戦う人は、火星に慣れており、つまりとても安定して火星を使うことができます。近年女性も火星が発達している場合もあります。火星はいつもスイッチが入っているわけではなく、必要なときにターボのように働きます。

aspect12.mp3  50分 667円 タイトルはアスペクトその11


第13 木星のアスペクト

木星は拡大する天体です。しばしば幸運の天体といわれることもありましたが、これは増殖、拡大というものが良いものなのだと思い込むと、その結果として拡大、繁栄ということで、幸運の天体に見えてくるのです。しかし減らすこと、整理することも重要だと思うと、木星は良くない効果を持っていて、しばしば木星はハードアスペクトでは暴力的な増加を示します。醜悪、エスカレート、とめどがない、暴力的という感じになってきます。しかしトランスサタニアンのような強力な拡大力があるわけでなく、現世的なので、ほどほどで手ごろな作用であるとも言えます。チャンスはすばやくやってきて、そして去っていきます。

aspect13.mp3   51分 680円 タイトルはアスペクトその12


第14 土星のアスペクト

人生の大まかな流れは、月、太陽、土星という三つで見ることができます。太陽は元気な時代に発展させる方向。そして晩年とか、落ち着きどころ、職業などでも最後に行き着く場所が土星です。お笑いのように「落ち」を考えると、やはり月、太陽でなく、月、太陽、土星のセットが重要なのです。土星以後の天体とのアスペクトは、もっぱら土星というルールに対する変革欲求です。つまり土星のアスペクトがトランスサタニアンを持たない場合には、社会常識、ルールなどに従順です。しかし土星にトランスサタニアンがかかわると、ルールそのものに矛盾を感じて、それを変えようとするのです。しかし変える力がない場合には、違法になります。そもそも違法性というのは、土星をこえた天体がもたらします。

aspect14.mp3  59分 786円 タイトルはアスペクトその13



第15 トランスサタニアン天体どうしのアスペクト ほかドラゴンなど

天王星は公転周期が84年で、海王星や冥王星はもっと遅いので、人の一生をこえた範囲の意識をあらわします。それらのアスペクトも、また個人から離れたもので、世代的なもの、集団的な傾向になります。しかし特定の個人が個人をこえた意識を同時に持っているのならば、このアスペクトは、その人の強い特性として考えることができます。海王星と冥王星の会合周期は450年くらいで、そういうスパンで考えてみると、このグループはわかりやすいといえます。時代を作ってきたと考えると良いのです。

aspect15.mp3 60分 800円 タイトルはアスペクトその14